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睡眠時無呼吸症候群の口腔内装置

歯科と呼吸器内科が連携して行う

睡眠時無呼吸症候群(SAS)のトータルケア

当院では、呼吸器内科と歯科が併設されており、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査から治療までを、院内で一貫して対応しています。渡辺歯科医院では、医科と連携しながら、軽度~中等度の睡眠時無呼吸症候群の方に向けたマウスピース(口腔内装置:OA)治療を行っております。
医科と歯科が密に連携することで、患者様一人ひとりに合わせた、より効果的な治療を提供しています。

「いびきがうるさい」「夜中に何度も目が覚める」「日中に強い眠気がある」
これらの症状は、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)かもしれません。

この病気は、睡眠中に呼吸が止まる・浅くなることで全身の健康に悪影響を及ぼす病気であり、高血圧・心筋梗塞・脳卒中・糖尿病との関連も知られています。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

睡眠中に何度も呼吸が止まったり(10秒以上の無呼吸)、呼吸が浅くなることを繰り返す病気です。
この結果、脳や身体が十分に休まらず、日中の強い眠気や集中力の低下、疲労感が出るほか、長期間放置すると生活習慣病のリスクも高まります。

就寝中に見られる症状

  • 大きないびき

  • 無呼吸(呼吸がとまる、家族に指摘される)

  • 起床時の頭痛

  • 息苦しくて目が覚める
  • 寝汗、寝返りの多さ

日中に見られる症状

  • 熟睡感がない
  • 起床時の頭痛、だるさ
  • 強い眠気、集中力の低下
  • 気分の落ち込み、イライラ
  •  

放置すると、以下のような全身疾患と深く関係します。

  • 高血圧、心疾患、脳卒中、糖尿病のリスク増加

  • 日中の強い眠気や倦怠感

  • 集中力の低下や交通事故リスクの上昇

呼吸器内科での検査と治療

  • 簡易検査(自宅で実施可能なスクリーニング検査)

  • ポリソムノグラフィ(PSG)による精密な終夜睡眠検査
     (脳波、呼吸、心拍、筋電図などを一晩かけて測定)

  • 検査結果に基づき、CPAP(シーパップ)療法など適切な治療を行います

歯科での治療:口腔内装置(スリープスプリント)

スリープスプリントとは

睡眠中に下あごを前方に出した状態で保持する専用のマウスピース型装置です。
気道を広げることで、いびきや無呼吸を軽減します。

口腔内装置が適している方

以下のような方は、口腔内装置の適応となる場合があります。

  • 睡眠時無呼吸症候群と診断され、軽度~中等度の方

  • CPAP治療が続けられない/合わない方

  • 就寝時のいびきが強いが、無呼吸の程度が軽い方

  • 出張や旅行が多く、CPAPの携帯が難しい方

※まずは内科・耳鼻科などでの診断(終夜睡眠ポリグラフ検査など)を受ける必要があります。

特長

  • 保険適用可能(医科でのSASの診断が必要)

  • 精密な型取りによるオーダーメイド設計

  • 装着感に配慮した仕上がり

口腔内装置作製の流れ

当院でのスリープスプリント作製は、次のようなステップで行います。

  1. 医科での診断・紹介状取得(簡易検査またはポリソムノグラフィ)
     まずは呼吸器内科・耳鼻科などでの検査を受け、「睡眠時無呼吸症候群」と診断されてからご来院ください。当院呼吸器内科で診査・診断可能です。

  2. 歯科での初診・お口のチェック
     装置の適応があるか、むし歯・歯周病の有無、顎関節の状態などを確認します。

  3. 精密な型取りと装置の製作(約1〜2週間)

  4. 装着・調整・使い方の説明
     ご自宅での装着方法、清掃方法、副作用への対処などをご案内します。

定期的な経過観察
 慣れるまでは数回の調整が必要です。定期的にかみ合わせや効果を確認します。

使用上の注意と副作用

口腔内装置は、使い始めに以下のような副作用が起こることがあります。

  • 顎関節の違和感や痛み

  • 歯の動揺感やかみ合わせの変化

  • 唾液の増加や口の乾燥

多くは使用を続けるうちに改善されますが、強い症状がある場合は装置の調整や一時使用中止を検討します。

よくある質問(スリープスプリント治療)

Q1. CPAP治療との違いは何ですか?

A1. CPAP(持続陽圧呼吸療法)は中等度~重度の無呼吸に対して有効で、鼻に空気を送り続ける装置です。マウスピース(OA)は軽度~中等度向けで、持ち運びや装着が簡便です。

Q2. 保険適用になりますか?

A2. はい、保険適用となります。ただし、医科からの紹介状・診断書が必要です。診断を受けてから歯科にお越しください。

Q3. 毎日使わないと効果はありませんか?

A3. 毎晩就寝時に装着することで効果が期待されます。いびきや眠気が改善されてきた場合でも、自己判断で中断せず医師と相談しながら進めてください。

院長より

睡眠中に呼吸が止まる、いびきがひどい――
そんな症状は「年齢のせい」「体質」とあきらめてしまっている方も多くいらっしゃいます。
しかし実際は、簡単な装置で症状が改善されることも多いのです。

当院では、検査から装置作製・治療後のフォローまでを院内で完結できます。
複数の診療科を受診する負担も少なく、安心して治療を進めていただけます。

私たち渡辺歯科医院では、医科と連携しながら、患者さんの生活スタイルに合った治療をご提案しています。
「CPAPは苦手…」「軽い症状だけど心配」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

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